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FXリスクリワード計算

勝率60%でも、1回の利益より損失が大きければ資金は減ります。反対に勝率40%でも、利益幅が損失幅の2倍なら計算上の期待値はプラスです。利確・損切り・勝率を同じ画面で数字にします。

1回あたり期待値
+1,200円
+0.20R
リスクリワード1:2.00
損益分岐勝率33.3%
1回の損失上限6,000円
1回の利益目標12,000円
ドル円の取引量目安12,000通貨
指定回数の期待値+120,000円
期待値は将来の利益予測ではありません。入力した勝率と損益幅が長期に再現され、コストやスリッページがないと仮定した数学上の平均です。実績勝率は十分な取引記録から算出し、相場環境別にも分けてください。
損切り50pipsと利確100pipsならリスクリワード1対2、損益分岐勝率33.3%、勝率40%なら期待値プラス0.2Rとなる図
Rは1回の許容損失を1とする共通単位。通貨数が変わっても成績を比較できます。

最初に覚える3つの式

リスクリワード = 利確幅 ÷ 損切り幅
損益分岐勝率 = 1 ÷(1+リワード倍率)
期待値(R) = 勝率×利益R − 敗率×1R

損切り50pips、利確100pipsならリワード倍率は2。損益分岐勝率は1÷3=33.3%です。勝率40%なら、0.4×2−0.6×1=+0.2Rになります。

Rで記録すると手法を比べやすい

1Rを「その取引で最初に許容した損失額」と定義します。損失上限6,000円なら、+12,000円は+2R、−3,000円は−0.5Rです。口座資金やロットが途中で変わっても、判断の質を同じ尺度で比較できます。

結果円換算(1R=6,000円)R換算記録の意味
損切り−6,000円−1R計画どおりの最大損失
早めの撤退−3,000円−0.5R損失を半分で限定
利確+12,000円+2Rリワード2を達成
建値決済ほぼ0円0R前後コスト分だけマイナスの場合

勝率と必要なリワードの早見表

勝率損益分岐に必要な平均利益リスク:リワードコストを含めた実務上の注意
25%損失の3倍1:3連敗が長くなりやすい
33.3%損失の2倍1:2コスト分を上乗せしないとマイナス
50%損失と同額1:1コスト控除後は不足
60%損失の約0.67倍1:0.671回の大損で崩れやすい
損益分岐は「平均利益」と「平均損失」で計算します。注文時の目標値だけでなく、実際の約定結果から求めてください。

実際のトレード計画へ落とす手順

チャート上で無効になる位置を決める
「20pipsにしたい」ではなく、シナリオが崩れる価格を先に損切り候補にします。
損失上限から通貨数を逆算
口座資金×許容率を最大損失とし、損切りpipsで割って取引量を小さくします。
現実的な利確余地を確認
直近高安・支持抵抗までの余地が、必要なリワードを満たすか確認。満たさなければ見送ります。
約定結果をRで記録
勝敗だけでなく、計画R、実績R、スリッページ、途中決済の理由を残します。

考え方の参考:CME Group「The 2% Rule」。同資料も2%は任意の基準と説明しており、数値そのものより一貫した損失管理が重要です。

期待値がプラスでも負ける理由

取引回数が少ない

期待値は多数回の平均概念です。10回程度では勝敗の偏りが大きく、理論値から離れます。

損切りだけ広げる

含み損で損切りを50→100pipsへ動かすと、1Rの定義が崩れます。勝率が同じでも期待値は悪化します。

利確を毎回早める

目標2Rでも実際の平均利益が0.8Rなら、計算には0.8を使います。注文時の計画より実績が優先です。

コストを無視する

スプレッド、スリッページ、マイナススワップを加えると、損益分岐勝率は理論値より高くなります。

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よくある質問

リスクリワードは高いほど良い?

高い目標ほど到達率が下がる可能性があります。比率だけを最大化せず、実際の平均利益と勝率の組み合わせで評価します。

勝率は何件から信用できる?

固定の件数はありません。少数では偏りが大きいため、相場環境・通貨ペア・時間帯を揃えた十分な記録を蓄積し、継続的に更新します。

2%ルールを必ず使うべき?

いいえ。2%は代表例であり、許容できる損失は資金、経験、保有数、生活状況で異なります。複数ポジションの合計リスクも確認してください。