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FXの追証とは?

追証(おいしょう)は、証拠金判定で不足が生じたときに求められる追加証拠金です。ロスカットは一定水準で業者が建玉を強制決済する仕組み。発生時刻・期限・解消方法・ロスカット水準はFX会社ごとに異なります。

現在の状態(概算)
追証・不足の可能性
証拠金維持率 83.3%
有効証拠金50,000円
判定水準までの不足額10,000円
ロスカット判定の有効証拠金30,000円
そこまでの損失余裕20,000円
この計算だけで入金額を決めないでください。会社により純資産、受入証拠金、評価損益、未実現スワップ、出金依頼額、注文証拠金などの扱いが異なります。実際の不足額・期限・解消方法は取引画面と契約締結前交付書面で確認してください。
証拠金判定、追証発生、期限内の入金または一部決済、不足未解消時の強制決済と、途中でロスカットへ進む可能性を示した図
追証への対応中でも、相場が逆行してロスカット水準へ達する場合があります。

追証とロスカットの違い

比較追証(追加証拠金)ロスカット
何が起きる?証拠金不足を解消するよう求められる業者が建玉を強制的に決済
主な判定会社所定の時刻・証拠金水準会社所定のロスカット水準
利用者の対応入金、一部・全部決済など会社指定の方法原則として自動執行
待ってもらえる?所定期限はあるが、その前にロスカットの可能性水準到達後に手続き開始
損失上限?上限ではない指定水準での約定を保証しない

制度の参考:金融庁「いわゆる外国為替証拠金取引について」金融先物取引業協会「ロスカット・ルール」

不足額の基本計算

簡略化すると、有効証拠金が会社所定の判定必要額を下回った差が不足額です。

不足額 = 必要証拠金 × 追証判定水準 − 有効証拠金
例:必要証拠金6万円、判定100%、有効証拠金5万円なら、概算不足額は1万円です。

ただし、必要証拠金はレート変動で変わる場合があります。入金している間にも相場が逆行すると、計算時より不足額が増えたり、ロスカットが先に執行されたりします。

追証が発生したら確認する順番

公式の通知と取引画面を確認
メールだけで判断せず、正規サイト・アプリへ直接ログインし、不足額と期限を確認します。偽メールのリンクは開かないでください。
判定時刻と解消期限を確認
「いつの判定で」「いつまでに」「何をすれば解消か」を分けてメモします。
入金か決済かを確認
単なる口座への入金では充当扱いにならず、振替操作が必要な会社もあります。一部決済で必要証拠金を減らせる場合もあります。
ロスカット水準を同時確認
追証期限より前でも、相場の逆行で強制決済になる可能性があります。
未約定注文と出金依頼も確認
新規注文が取り消される、出金予約が証拠金計算に影響するなど会社固有の処理があります。

入金すれば安全になるとは限らない

入金は有効証拠金を増やしますが、含み損の原因となった建玉は残ります。相場がさらに逆行すれば、追加資金も損失へ回る可能性があります。

対応有効証拠金必要証拠金相場リスク
入金増える建玉が同じなら基本的に残る建玉が残るため継続
一部決済損失が確定取引量減少で下がる今後の値動きへの感応度が下がる
全部決済損失が確定建玉分は解消その建玉の方向リスクは終了

ロスカット後に不足金が残る理由

急変時はロスカット水準に到達した瞬間の価格で必ず約定するわけではありません。週明けの窓開け、重要指標、流動性低下などで次に取引できる価格が大きく離れると、証拠金を超える損失が生じる場合があります。

ロスカットは損失拡大を抑える仕組みですが、預けた証拠金だけで損失が必ず止まる保証ではありません。

追証を避けるための事前管理

最低証拠金では取引しない
必要証拠金ぴったりでは、小さな逆行でも不足しやすくなります。
1回の損失上限から通貨数を決める
レバレッジ上限ではなく、損切りまでの値幅と許容額でロットを逆算します。
週またぎ・指標またぎを別管理
取引できない時間の価格飛びを考え、保有量を減らす選択肢を持ちます。
会社のルールを保存する
判定時刻、解消期限、入金方法、強制決済水準を口座開設時に確認します。

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よくある質問

追証と借金は同じですか?

追証は証拠金不足の解消を求めるものです。強制決済後も口座残高を超える損失が残れば、別途不足金の支払いが必要になる場合があります。

追証発生後に相場が戻れば解消しますか?

会社のルールによります。判定時に確定した不足額は、相場回復だけでは解消扱いにならない場合があるため、必ず会社の案内を確認してください。

期限まで待ってから対応してよい?

期限はロスカットを止める猶予ではありません。相場が逆行して水準へ達すれば、期限前でも強制決済される可能性があります。