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FX通貨ペア相関係数計算ツール

2つの通貨ペアが同じ方向へ動きやすいか、反対方向へ動きやすいかを、−1から+1の相関係数で測ります。終値を貼り付けると、価格ではなく1期間ごとの変化率を計算し、相関・散布図・重複リスクを同時に表示します。

30秒で要点:+1に近いほど同方向、−1に近いほど逆方向、0に近いほど直線的な連動が弱い状態です。相関は期間で変わり、「違う通貨ペアを2つ持つ=分散」とは限りません。EUR/USD買いとGBP/USD買いのように、共通する米ドル売りを重ねている場合があります。

変化率の相関を計算

ピアソン相関係数 r
--
計算中
方向--
強さ--
決定係数 r²--
計算データ数--
最新の変化率--

横軸:系列A 縦軸:系列B

空白・カンマ・改行区切りに対応。2系列は同じ時間足・同じ日時の終値を同数入力してください。ブラウザ内で計算し、入力値は送信しません。

−1.0完全な逆方向
−0.5逆方向の傾向
0直線的連動なし
+0.5同方向の傾向
+1.0完全な同方向

相関係数とは

2つの数値系列の直線的な関係の方向と強さを表す、単位を持たない指標です。ピアソン相関係数は−1以上+1以下になり、+は同方向、−は逆方向を示します。0は「無関係」ではなく、あくまで直線的な関係が弱い状態です。曲線的な関係が残る場合もあります。

範囲と定義:NIST Special Publication 250-71(p.61)

価格ではなく変化率を使う理由

価格水準は長期的に移動し続けるため、2つとも上昇しているだけで強く連動して見えることがあります。そこで、各終値から前回比の変化率を作り、「同じ期間に何%動いたか」を比較します。

変化率t = (終値t ÷ 終値t−1 − 1) × 100
r = Σ(x−平均x)(y−平均y) ÷ √[Σ(x−平均x)² × Σ(y−平均y)²]

市場データでリターンを使う理由:OANDA「FXのための相関分析」

相関の強さをどう読むか

|r|の目安当ページの表示実務上の意味
0.80〜1.00非常に強い同じ要因への重複エクスポージャーを強く疑う
0.60〜0.79強い2ポジションを別物として扱わない
0.40〜0.59中程度期間や相場局面で強弱が変わりやすい
0.20〜0.39弱い一部の局面だけ連動している可能性
0.00〜0.19ほぼなし直線的関係は小さいが、独立とは断定できない

区分は理解を助ける当サイト上の目安で、統計学に唯一の境界はありません。

正相関・逆相関の具体例

組み合わせ起こり得る向き主な理由
EUR/USD と GBP/USD正相関になりやすい局面どちらも右側に米ドルを持ち、ドル全体の変動を共有
EUR/USD と USD/CHF逆相関になりやすい局面米ドルが片方では右、片方では左にある
AUD/JPY と 株価指数正相関になる局面リスク選好・回避の影響を共に受ける場合

これらは固定関係ではありません。金融政策、地政学、商品価格、通貨固有材料で崩れます。実データと期間を指定して確認してください。

共通通貨を見れば重複リスクがわかる

通貨ペアは2通貨の相対価格です。EUR/USD買いは「ユーロ買い+ドル売り」、GBP/USD買いは「ポンド買い+ドル売り」です。2つを同時に持つと、異なるペアでもドル売りを二重に持ちます。

ポジションを通貨へ分解:左側の買い/右側の売りを一覧にし、同じ通貨の方向が重なっていないか確認します。相関係数が低い日でも、共通通貨へのリスクは残ります。

相関を使ったリスク管理

候補ペアを同じ時間足・同じ終値時刻で並べる
20、60、120本など複数の期間で変化率相関を計算する
各ポジションを構成通貨へ分解し、重複方向を確認する
相関が強い場合は合計損失額を1つの取引群として管理する
週ごと、イベント前後、相場急変後に再計算する

期間で結果が変わる

直近20本は短期の市場テーマ、120本はより長い背景を含みます。中央銀行会合やショック相場で関係は急変します。1つの期間の数値を永久に有効な関係として使わず、短期・中期を並べて「安定しているか」を見ます。

期間例見えるもの注意
20本直近テーマへの反応少数の急変に引っ張られやすい
60本数週間〜数か月の関係時間足で意味が大きく変わる
120本以上長めの構造最近の変化を薄めることがある

時間足と日時をそろえる

Aが日足、Bが1時間足では比較できません。同じ日足でも、業者ごとに日足の締め時刻が異なると変化率がずれます。欠損日を片方だけ詰めると、異なる日時同士を比較するため誤った相関になります。

散布図で外れ値を確認

相関係数1つだけでは、1回の大変動が全体を引っ張っているか分かりません。点が右上がりに帯状なら正相関、右下がりなら逆相関、円形に散れば直線関係は弱めです。1点だけ遠く離れていれば、その日時のニュースや入力ミスを確認します。

決定係数r²の意味

rを2乗したr²は、単純な直線関係で説明される変動の割合を表す目安です。r=0.8ならr²=0.64です。ただし、片方がもう片方を「64%動かした」という因果の割合ではありません。

相関と分散投資の誤解

低相関の組み合わせは損失時期をずらす可能性がありますが、危機時には多くの資産が同時に動き、相関が急上昇することがあります。また、逆相関の2ポジションは利益機会も打ち消すため、単純に安全とはいえません。

相関は損切りの代わりではありません。過去の連動は将来を保証せず、相関が崩れた瞬間にヘッジが外れることがあります。各取引の損失上限と全体の許容損失を先に決めてください。

相関が役立つ3場面

新規注文前既存ポジションと同じリスクを追加していないか確認
同時シグナル3ペアで同じドル方向なら、3回の独立シグナルと数えない
戦略評価複数戦略の損益曲線を比較し、同時ドローダウンを確認

よくある失敗

関連ページ

通貨ペアの選び方左と右、流動性、値動きを比較クロスレート計算共通通貨を消して理論値を算出リスクリワード計算重複後の損失額も管理

よくある質問

相関係数はいくつなら強いですか?

唯一の基準はありません。当ページでは絶対値0.6以上を「強い」、0.8以上を「非常に強い」目安として表示します。期間と散布図も確認してください。

終値は何本必要ですか?

最低4個で計算できますが、少数では不安定です。20本以上を出発点に、60本・120本でも比較してください。

逆相関なら両方買えばヘッジになりますか?

常にではありません。相関は変化し、取引数量・値幅・損益通貨も違います。過去相関だけで完全なヘッジとは判断できません。